[2016/10/15 追記]
以下の記事も参照のこと。
furyu.hatenablog.com
furyu.hatenablog.com
v6プラスを利用するようにしたら、IPv4での通信速度が改善(安定化)したというお話。
ただし、v6プラスにするためにはホームゲートウェイ(ひかり電話ルータ)かサードパーティ製の対応ルータが必要で、かつ制約も多いので注意。
今更ながら、「うちはBIGLOBE光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼(NTT西日本エリア・最大1Gbps)の割に、通信(ダウンロード)速度がめっちゃ遅いなぁ……」と気になった。
とりあえず、通信速度を測定してみたり、BIGLOBEサポートに問い合わせてみたりしていたが、
結論から言えば、
- NTT西日本のフレッツ網については、一日を通してそこそこの速度が出ている(フレッツ速度測定サイトで測定すると、100Mbps~400Mbps程度)。
- ISP(BIGLOBE)経由のインターネットの速度測定では、フレッツ網で測定された結果の、最大でも半分未満程度の速度しか出ていない(なお、BIGLOBEのサポートページには「一般に、上の通信速度測定は、フレッツ・スクウェアとは計測方法が異なるため、フレッツ・スクウェアで計測した速度より20~30%低くなります。」という記述があるが、20~30%低下どころの騒ぎではない)。
- 特に夜間(21時~25時頃)については、10Mbps 未満の速度になってしまっている。酷い時には ~1Mbpsのことも。
- ベストエフォート型サービスのため、回線の混雑状況により通信速度が変化する場合がある。BIGLOBEとしても速度が出にくい時があることは確認しており、解消できるよう努めていく。
ということが判明した。
ISP(BIGLOBE)のバックボーンが利用者に対して十分な帯域が確保できていないということだろう。
「実際にどのくらい遅いのか、また特に通信速度が低下する時間帯はどのあたりか」などをより具体的に知るために、一週間の間、定期的にダウンロード通信速度を計測してみた。その結果を次に示す。
大阪でプロバイダ(ISP)をこれから選択する人・乗り換えを検討している人などの参考になれば幸い。
測定結果(2015/08/05~08/11)
注意事項
- さくらのレンタルサーバにおける帯域制限の影響は考慮していない。
ただし傾向としては、04時~08時頃の測定時には頭打ちになっているように思えることから、これはさくら側の帯域制限の影響だと推測している(1TCPセッションにつき、40~50Mbpsあたり、とか?)。 - ISPは現状BIGLOBEしか契約していないため、他のISPとの定性的な比較はできていない。