風柳メモ

ソフトウェア・プログラミング関連の覚書が中心

PEQ?なにそれおいしいの?レベルの筆者がFiiO web controlでDACにイコライザー設定を行うまで

先日購入したポータブルヘッドホンアンプ(FiiO Snowsky MELODY)のイコライザーを設定しようとして手間取ったので、備忘として記事にしておく。

なお、PEQ(パラメトリックイコライザー(Parametric Equalizer))のことをまったくわかっていない自分だから難儀したのであって、そのあたりに詳しくてFiiO web controlにしても直観で使える方や、公式のこの記事を見て問題なくわかる方にはあまり意味がない記事なので、ご留意願いたい。



概要

FiiO web controlの「Auto EQ」機能を使い、DAC(例:FiiO Snowsky MELODY)に接続しているヘッドホン(例:Sennheiser HD 599 SE)を特定の周波数特性(例:ハーマン・カーブ)に近づけるようにイコライザーを設定&微調整(私的好みで低音をやや強調)することを試みた。

私的には、聴き心地がより良くなったように感じられる。

経緯

※この部分は余談なので、お急ぎの方は手順までどうぞ。


2025年11月末のブラックフライデーでSennheiser HD 599 SE+4.4mmバランスケーブルのセット

が¥12,800という破格で売られていたため*1、ついつい衝動買いしてしまい……。

せっかく4.4mmバランスケーブル付きで買ったのに使える環境が無かったので、これも深く考えずに*2、DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ(FiiO Snowsky MELODY)

も購入。

4.4mmバランス接続した場合のヘッドホンの音質には良い意味で驚き、コストパフォーマンス的におおむね満足だったのだが、ふと『ちょっと低音が物足りないかな……イコライザーで調整できないだろうか……』と思いたち、とりあえずFiiO web Controlにアクセスしてみたところ……

FiiO web controlのHome画面

……なにこれ? どうやって調整すればいいの? バーを触っても🚫とか出て変更できないし……。

だって、PCとかスマートフォンなんかのイコライザーのイメージって……

いままでのイコライザーのイメージ(Creative Appの画面より)

こういう(周波数帯がいくつかに分割されていて、それぞれのブースト/カットを調整)感じじゃない…?

お、プリセットっぽいものがあるぞ?

Fiio web controlのDeviceタブ

Jazz・Pop・Rock・Dance・R&B・Classic・Hip-Popというプリセットがあるのだけれど……どれも気持ち悪い音になってしまい、これならイコライザーなし(Close EQが多分それ)が一番ましだったり。
うーん、編集できるっぽい(ペンマークが付いた)スロットが3つあるみたいだけれど……やっぱり自力でイコライザー調整する必要があるの……?

……どうやら、これまでよく見ていたイコライザーはグラフィックイコライザー(graphic equalizer)というもので、それに対してFiio Controlのイコライザーはパラメトリックイコライザー(Parametric Equalizer・PEQ)という種類に当たるらしい。

jp.yamaha.com

digireco.com

PEQの方がより細かい音作りができるためレコーディングや音楽制作等で使われることが多いらしい……けど、まったくの素人にはハードルが高くない……?

FiiO Controlのマニュアルは……

https://fiio-file.fiio.net/70上传的文件/PEQ%20Settings%20Instructions%20for%20FiiO%20Portable%20DAC%26AMP.pdf

これ、なのかな? ……でも読んでもよくわからないぞ……。

幸いFiio web controlには「Auto EQ」という機能があり、ある程度自動で設定してくれる気配……?

www.fiio.com

……うん、中国語なのでよくわからないぞ……。

ただとっかかりは掴めたので、なんとかAuto EQを使ってみることにした次第。

手順

FiiOにユーザー登録

既にFiiOにユーザー登録されている方はそのアカウントを用いてログインすればよいので、ユーザー登録の手順は飛ばして次の手順へどうぞ

なお、FiiO web control自体はログインをしなくても使うことはできるが、一部の機能(イコライザの設定をPersonal領域に保存したりなど)が使えなくなるため、登録しておくことを推奨。
ちなみに私的にはユーザー登録も地味にクセが有って手間取った……

  1. ブラウザでFiiO web controlを開き、右上にある人マークのアイコンを押してログインダイアログを出す

    右上の人マーク(ログインアイコン)を押してログイン画面を出す

  2. ログインダイアログ右上にある[Sign Up]リンクを押してサインアップページを開く

    Sign Upリンクをクリック

  3. 中国語版の注意書きが出たら、とりあえずチェックボックスに☑を入れてから[下一歩]ボタンを押す

    中国語版の注意書きが出たらとりあえずチェックを入れてボタンを押す

  4. 右上の[English>]を押して、英語版に切り替える(中国語版で問題なければこの手順は不要)

    中国語→英語に切り替え

  5. 英語版の注意書きが出たら、チェックボックスに☑を入れてから[The next step]ボタンを押す

    英語の注意書きが出たらチェックを入れてボタンを押す

  6. 登録したいメールアドレスを入力し、[To obtain]ボタンを押す

    登録したいメールアドレスをいれて[To obtain]ボタンを押す

  7. Verification Codeを求められたら、画像に書かれている英数字4文字(たぶん)を入力して[Verification]ボタンを押す(おそらくこのタイミングで上記で登録したメールアドレスに向けてメールが送信されるものと思われる)

    Verification Code入力を促されたら画像のコードを入力

  8. [To obtain]ボタンが[has been send (残り秒数)]に変わっていたら、6.で登録したメールアドレス宛のメールを確認し、FiiOから届いたメールに記載のコードを入力して[The next step]ボタンを押す

    届いたメールに記載のコードを入力して[The next step]ボタンを押す

  9. 再度Verification Codeを求められたら、同様に入力して[Verification]ボタンを押す

    再度Verification Code入力

  10. 「Fill in account information」が表示されたら、任意のユーザー名とパスワードを決めて入力し、[Register now]ボタンを押す

    ユーザー名とパスワードを決めて[Register now]

  11. 「Registerd successfully」まで進んで「Congratulations」が表示されたのが確認できたら、ユーザー登録完了

    「Conguratulations」が出たら登録完了

FiiO web controlでログイン&DACに接続(必要に応じてファームウェア更新)

  1. FiiO web controlに戻り、右上のログインアイコンを押してログインダイアログを開き、「◎ Login with Password」を選択した上で、前手順で登録したUsernameとVerification Code(これは画像で表示されている英数4文字を見ながら入力)、Passwordを入力し、確認のチェック☑を入れて[Login]ボタンを押す(成功したら右上のアイコンが変わる)

    FiiOに登録したユーザーアカウントでログイン

  2. 右上の[Connect]を押して、DACへの接続手順を開始

    [Connect]を押してDACへの接続を開始

  3. 目的の機種に応じたConnect Typeを選択して[Connect]ボタンを押す

    Connect Typeを指定

  4. 対象のDACを探して選択し、[接続]ボタンを押す

    対象のDACを選択して[接続]

  5. 接続が成功して、[Connect]がDAC名に変更されていることを確認

    [Connect]がDAC名に変更されたのを確認

  6. 上部メニューからConfigurationタブを選択し、「Device Firmware update」の[↑]を押す

    ConfigurationタブでDevice Firmware updateの[↑]を押す

  7. 「Firmware Version」と「Updateable Version」を確認して比較し、Updateableの方のバージョンが上がっていたら、[Device Update]を押してファームウェアを更新する
    なお、同じバージョンでも[Device Update]を押してしまうと更新処理に移る模様(おそらく同じバージョンが上書きされるだけ)

    必要に応じてFirmware更新

「Auto EQ」によるイコライザー自動設定と微調整の例

  1. FiiO web controlで左メニューのAuto EQタブを選択

    Auto EQタブを選択

  2. 「Select headphones」欄に、使用中の(DACに接続している)ヘッドホンの機種を入力&選択する(機種名の一部を入れると部分一致で検索可能な模様・例:599→Sennheiser HD 599(SEは無かった))
    欄の右横にあるドキュメントマーク🗎を押すと、任意のヘッドホンの特性を記載したCSVファイルを指定することも可能。CSVファイルの取得方法についてはこちらを参照のこと

    DACに接続しているヘッドホンを選択

  3. 右のグラフ上に、選択したヘッドホンの特性(Raw)と、DACの現在のイコライザー設定(Device)とが表示されていることを確認する

    ヘッドホンの特性(Raw)と現在のDACのイコライザー設定(Device)表示

  4. 「Select Target」欄にて、目標とする特性(例: Harman over-ear 2018)を探して選択する
    欄の右横にあるドキュメントマーク🗎を押すと、任意のヘッドホンの特性を記載したCSVファイルを指定することも可能。CSVファイルの取得方法についてはこちらを参照のこと

    目標となる特性を選択

  5. 右のグラフ上に、目標とする特性(Target)・実際に設定されるイコライザー設定(Equalizer)・実際にイコライザー設定を行い調整した後の特性(Equalized)が追加で表示されることを確認する

    目標特性(Target)・EQ設定(Equalizer)・調整後の特性(Equalized)が追加表示

  6. 必要(好み)に応じて、各種パラメータを調整する
    ここでは左上のパラメータのみをおおざっぱに変更するのみがいいかも?(例ではBase Boostを6.0dB→8.0dBにしている)
    下部でFilter・Gain・Freq・Qも変更可能ではあるが、音を聞いて確認しながら調整ができるHomeタブでやったほうがやりやすい気がする

    必要に応じてパラメータを調整
    調整に応じてTarget・Equalizer・Equalizedが変化

  7. 調整が終わったら、[Save]を押し、Personalデータとして保存する
    ログインしていない場合にはPersonalには保存できないため、Deviceに直接設定することになる。この場合、編集可能なスロット(Snowsky MELODYの場合は3つ)のいずれかを選択する。

    [Save]を押して◎Save to personalを選択
    Save to personal時のStyle NameとDescriptionを入力

  8. 左のメニューからPersonalタブを選択し、調整したデータが保存されていることを確認する

    保存したものをPersonalタブで確認

  9. PersonalタブのMy Custom EQ Dataからデバイスに設定したいデータの[Apply]ボタンを押し、編集可能なスロットのいずれかを選択し、[Confirm]ボタンを押す

    データの[Apply]を押してDeviceのスロットを選択

  10. 左のメニューからDeviceタブに切り替えて、設定が反映されている(設定したスロットが赤くなっている)ことを確認する

    Deviceタブで反映されていることを確認

  11. 左のメニューからHomeタブに切り替えて、イコライザー設定の詳細を確認し、必要に応じてパラメータを調整する(音源を再生しながら調整すると変化がわかりやすい(リアルタイムに反映される模様)・例では23Hzあたりが12dBを超えていたので、2番のGainを下げている(2.7→0.1dB))

    Homeタブでイコライザー設定の詳細を確認
    必要に応じてパラメータを微調整

  12. 調整が完了したら、右上の[Save]ボタンを押し、「◎ Overrid data to personal」を選択して、Personalデータを上書きしておく

    [Save]を押して保存先を選択
    既存のデータを選択して更新

  13. Personalタブに切り替えて、データが更新されていることを確認する
    データ右上の[…]からExportを選べば、該当データをローカルにXMLファイルとして保存可能。保存したものは、画面右上の[↓ Import]ボタンから読み込むことも可能。

    Personalタブで更新が反映されていることを確認

問題点・不明点等

Homeタブでの謎のスイッチとボタン

Homeタブ右上に[EQ Switch]というスイッチと[EQ Reset]というボタンがあるのだが、いまひとつ機能というか使いどころがわからない。

右上のEQ SwitchとEQ Resetはどう使う?

編集している最中に[EQ Switch]をオフにすると、

編集中に[EQ Switch]をオフにすると画面上は初期化される

のように表示上はイコライザーがフラットに初期化されたような状態になるのだが、この状態では何も編集できない(パラメータを変えようとしても、マウスカーソルが🚫となって変更できない)。

再度[EQ Switch]をオンすればここから編集できるようになるのかな? と思いきや……

EQ Switchをオフ→オンすると、プリセットの先頭(Jazz)が選ばれた状態に

Deviceタブで確認すると、プリセットの先頭(Jazz)が選択されている

なぜか勝手にプリセットの先頭(Jazz)が選択された状態になってしまうという……これ、何の意味があるのだろう? ご存じの方はご教示いただけると幸い。

また、[EQ Reset]はボタンの名前からすると編集前に戻りそうなものだが、押しても特に変化はなく……これもどういう機能があるのか、ご存じの方は教えて欲しい。

Auto EQで使用するCSVファイルのフォーマットは?→わかった!(たぶん)

Auto EQタブの「Select headphones」や「Select Target」では、ユーザーが任意の特性ファイル(CSV)を用意しておいてこれをアップロードすることができるようなのだが、肝心のCSVファイルをどういうフォーマットにすればよいのかがわからない(なにか標準的なものがあるのか?)
せめて特性ファイルをどこかからダウンロードできればそれを参考に作ることもできるだろうが、そういうものがあるのかも不明。
これもご存じの方がおられたら、ご教示願いたい。

(追記:2025/12/14)
そのものずばり、AutoEqというものがあり…

autoeq.app

これのGitHubリポジトリ

github.com

下に各種ヘッドホンのデータが存在していた。
こちらでヘッドホンの名前で探し、CSVファイルデータをダウンロードすることが出来る。

github.com

目的のヘッドホンデータを探す
*.csvファイルを開く
CSVファイルをダウンロード

ダウンロードしたCSVファイルは、FiiO web controlのAuto EQタブの「Select headphones」と「Select Target」のどちらでも指定可能なので、例えば手持ちのヘッドホンを別のヘッドホンの特性に近づけたりも(理屈の上では)できる、はず。

Auto EQでCSVファイルを指定した例1

ただし、2つの特性間の差異が大きすぎると少なくとも自動ではうまくいかない模様。

Auto EQでCSVファイルを指定した例2

考えてみれば、「Select headphones」と「Select Target」の両方に同じ特性ファイル(CSVファイル)を指定してやれば、ヘッドホンの個性は残しつつ、特定の帯域(例えば低音)だけをブースト/カットできるのでは……?

Auto EQでCSVファイルを指定した例3

試していない・利用していない機能など

Personalデータの共有機能

Personalタブを見る限りでは、自作したデータを共有したり出来るようではあるが、試していない。

Handpick

Handpickタブでは、ユーザーが共有したっぽいデータを利用できるようではあるが、試していない。

Official Rec

Official Recタブでは、公式のデータもあるようだが、当てはまりそうな環境がなさそうので利用していない。

備考

FiiO web controlが対応しているDAC等

上部メニューのOtherタブ(Compatibillity List)で対応しているFiiO製品が表示される。

2025/12/13現在の対応機種

Global Gainについての留意事項

[Home]画面にある「Global Gain」には以下のような留意点がある。

  • Deviceのスロット単位に記憶される模様(EQ Dataには含まれていないみたい?*3
  • 調整できるのは編集可能なスロットのみ(プリセットデータについては変更できない)
  • 上げすぎると歪みが大きくなる(音割れが発生しやすくなる)ので注意すること

PEQ画面におけるFilterの略称の意味

略称 意味 備考
P Peak 指定周波数周辺をQ幅に応じて増減
LS Low Shelf 指定周波数以下をまとめて増減
HS High Shelf 指定周波数以上をまとめて増減
BP Band Pass 指定周波数周辺を通しそれ以外を弱める
LP Low Pass 指定周波数以下を通しそれ以外を弱める
HP High Pass 指定周波数以上を通しそれ以外を弱める
AP All Pass (音量ではなく)位相を調整する

PEQ画面におけるQとは?

FiiO web controlのHomeタブなどのPEQ画面では各バンド(編集対象となる帯域:Snowsky MELODYの場合は10バンド)についてFilter・Gain・Freq・Qの設定項目があり、それぞれを変更できるようになっているが、このうちのQが私的にわかりにくかった。
Qは、そのバンドの設定が影響する(Freqを中心周波数とした)帯域幅を指定するものらしく、Qの値が小さいほど影響する帯域幅が広く、Qの値が大きくなるほど影響する範囲が狭くなっていく。
例えばQ=1.41だと1オクターブ分の帯域に、Q=17.31だと半音(Semitone)分の帯域に影響することになるということらしい。

yaritakunai.hatenablog.com

……しかしFiiO web controlのPEQ画面だと、バンドの影響範囲がわかりにくいな……グラフ上に横棒を表示するなどして帯域幅を明示して欲しい気がする。

FiiO Controlアプリについて

play.google.com

FiiO Control

FiiO Control

  • 广州飞傲电子科技有限公司
  • ユーティリティ
  • 無料
apps.apple.com

FiiO ControlアプリはPEQ(パラメトリックイコライザー)の設定以外にも、FiiO web controlではできない機器特有の設定の確認や変更ができる模様。

ステータス(Snowsky MELODYの例) - 1

ステータス(Snowsky MELODYの例) - 2

Audio (Snowsky MELODYの例) - 1

Audio (Snowsky MELODYの例) - 2


*1:参考価格は本体¥20,849・ケーブル¥17,600で、セットだと¥41,948らしい(おかしい、計算が合わないぞ)……が、実は定期的にセールがあって投げ売りされているみたいで(例えば3.5mmマイク付きケーブルセットなら2025/12/13現在でも¥14,800だったり)そのタイミングを狙うのが吉(というかセールじゃないと、特にケーブルはちょっと割高すぎ)

*2:木製筐体でちっちゃくてかわいかったというのが最大の購入動機という説あり

*3:同一のEQ Dataを異なるDeviceスロットに反映してみると、Global Gainの値だけは変化しない。なお、EQ DataをExportしたXMLファイル上はparam[name="masterGain"]という項目はあるが、これがどのように使われているかは不明

スマートフォンの機種変更時にMicrosoft Authenticatorの「電話によるサインイン」設定ではまった

先日、スマートフォンをGoogle Pixel 5aからAQUOS sense9へと機種変更したのだが、その際にMicrosoft Authenticatorアプリの「電話によるサインイン」(他の端末でマイクロソフトアカウントにサインインしようとしたときにスマホに通知が来て、2桁の数値を選んで承認するやつ)の設定変更(新しい端末の方に通知を行うように変更する)方法がよくわからず手こずったので、備忘を兼ねて手順をメモしておく。
なお、この記事中でのマイクロソフトアカウントは個人用のものを想定しており、企業等用のアカウントのことは考慮していないことに注意。

Microsoftアカウントの新しいサインイン要求。



概要

あらかじめ、マイクロソフトアカウントのサインイン方法のうち、「サインイン通知の送信」を削除してから改めて設定すればよいらしい*1

手順

【1】 あらかじめ新端末以外(旧端末(機種変更前のスマホ)やPCのブラウザなど)で、既存の「サインイン通知の送信」設定を削除しておく

  1. 新端末(機種変更後のスマホ)以外の端末(機種変更前のスマホやPC等)のブラウザで、Microsoftアカウントにアクセスして[サインイン]を押し、目的のアカウントでサインインする(既にサインイン済みの場合はこの項を飛ばして次へ)

    account.microsoft.com
    サインイン

  2. 左側のメニュー(もしくは左上の三本線(☰)アイコンを押して出てくるメニュー)から、「セキュリティ」を選択

    左側のメニューからセキュリティを選択

  3. ページ中の「アカウント」セクションにある[サインイン方法の管理]を選択

    [サインイン方法の管理]を選択

  4. 「お客様の身元を証明する方法」にある、既存の「サインイン通知の送信」を開き、[削除]を選択し、出てくる「Microsoft Authenticatorアプリを削除しますか?」ダイアログで[削除]を選択、削除されたら[OK]を押す(なお、既存の「サインイン通知の送信」が存在しなければ、この項は不要なので、次へ)

    「サインイン通知の送信」を[削除]
    「Microsoft AUthenticatorアプリを削除しますか?」に対して[削除]
    Microsoft Authenticatorアプリが削除されました

  5. 「お客様の身元を証明する方法」で、「🜨 サインインまたは確認の新しい方法を追加」を選択

    🜨 サインインまたは確認の新しい方法を追加

  6. サインインまたは確認の新しい方法として、「アプリを使う」を選択

    「アプリを使う」を選択

  7. 「Microsoft Authenticatorアプリを設定します」に対して[今すぐ取得]を選択*2

    Microsoft Authenticatorアプリを設定します

  8. 「Microsoft Authenticatorアプリのダウンロード」として説明が表示されるので、[次へ]を押す(このタイミングで、必要に応じて【新端末の方で】Microsoft Authenticatorアプリをダウンロードしてインストールしておく)

    Microsoft Authenticatorアプリのダウンロード

  9. 「Microsoft Authenticatorにサインインするには、次の手順を実行します」として、QRコードが表示されるので、新端末(機種変更後のスマホ)の方でスキャン手順(次項の手順【2】)を完了するまでそのまま表示しておく(スキャン手順が完了したら、[完了]を押して閉じる)

    Microsoft Authenticatorにサインインするには、次の手順を実行します(QRコード表示)

【2】 新端末(機種変更後のスマホ)でMicrosoft Authenticatorにアカウントを追加する

  1. 新端末(機種変更後のスマホ)でMicrosoft Authenticatorアプリを起動し、上部にある「+」マークを押す

    Authenticatorアプリで「+」マークを押す
    [2025/10/15追記]Authenticatorアプリの右下の方にあるQRマークを押して、手順【1】で表示しておいたQRコードをスキャンするようにすれば、2・3項は必要ないことに気づいた……
    AuthenticatorアプリでQRマークを押す

  2. 「アカウントの追加」画面で「個人用アカウント」を選択

    「アカウントの追加」画面で「個人用アカウント」を選択

  3. 「個人用アカウントを追加」ダイアログで「QRコードをスキャンします」を選択し、手順【1】で表示しておいたQRコードをスキャンする

    個人用アカウントの追加でQRコードをスキャン

  4. 「電話によるサインインへようこそ!」が表示されたら設定完了なので[了解]を押す

    電話によるサインインへようこそ!

【3】新端末(機種変更後のスマホ)上のモバイルアプリ(Microsoft Authenticator)によるサインイン承認の動作確認

  1. 新端末以外の端末(Windows PCなど)で、ブラウザのシークレットウィンドウで(もしくはマイクロソフトアカウントからログアウトした状態で)Microsoftアカウントを開き、[サインイン]を押してサインイン画面に移動する

    account.microsoft.com
    サインイン

  2. サインインに上記で設定したアカウントを入れて[次へ]を押す(このとき、パスキー等で自動的にサインインしようとした場合には、キャンセルし、「サインインできませんでした」と出たら、「別の方法でサインインする」を選択する)

    パスキーでのサインインなどはキャンセルする
    サインインできませんでした>別の方法でサインインする

  3. 「別の方法でサインインする」と出たら、「モバイル アプリでのサインインを承認する」を選択

    「別の方法でサインインする」と出たら、「モバイル アプリでのサインインを承認する」を選択

  4. 「Authenticatorアプリを確認する」が表示されたら、2桁の番号を確認する

    Authenticatorアプリを確認する

  5. 新端末の方のAuthenticatorアプリに「Microsoftアカウントの新しいサインイン要求。」通知が来るはずなので、そちらを確認し、上記の番号と同じものを選んで[承認]する

    新端末側で「Microsoftアカウントの新しいサインイン要求」を承認

  6. ブラウザの方で、サインインできているかを確認する

追記:旧端末もPCもない場合は詰み?

すでに旧端末を廃棄したり紛失していたりした場合で、かつマイクロソフトアカウントにログイン可能なPCもない場合は……マイクロソフトアカウントに、「電話によるサインイン」以外でもサインインできる手段(パスワード+メール/SMS通知等)があれば、新端末だけでもなんとかなる……かも?(未確認)

その場合の手順としては、

  • 新端末で、既存の「サインイン通知の送信」設定を削除するところ(手順【1】-4)まで行う
  • Microsoft Authenticatorアプリの方の手順【2】を行い、【2】-3で、QRコードのスキャンの代わりに「Microsoftアカウントでサインイン」の方を選択して、個人用アカウントを追加

みたいな感じかな……?

備考

マイクロソフト公式のAuthenticator関連ページ

support.microsoft.com

support.microsoft.com

support.microsoft.com

Microsoft Authenticatorに関する公式のマニュアルとしてはこれらになるのかな……?
ちなみに最初はバックアップしておいたアカウントを新端末側に追加したんだけど、通知は相変わらず旧端末の方に飛んでしまったので、とまどったのよね……。

[2025/10/13追記] 多要素認証疲労攻撃(MFA 疲労攻撃/MFS消耗攻撃)対策について

上記の手順【3】にもあるとおり、ユーザー名として使われているメールアドレスさえわかっていれば、該当アカウントが設定されているAuthenticatorアプリに対してサインイン要求を送ることが出来てしまう。
これを利用して、該当アカウントの正規ユーザーに誤認による承認をさせることにより第三者がサインイン出来てしまう問題があり、これを利用した攻撃を「多要素認証疲労攻撃(MFA 疲労攻撃/MFS消耗攻撃)」というらしい。

例えば私の Microsoft Authenticator に、突然 MFA のプッシュ通知が発生したと仮定します。アプリには「サインインを承認しますか ? (拒否 / 承認)」という選択肢が表示されます。私はこのサインインに身に覚えがないので「拒否」を押下しますが、まだ IT リテラシーの高くない利用者や、たまたまそのタイミングでクラウド アプリにサインインを試行している人であれば、誤って「承認」を選択してしまう可能性もあります。また、攻撃者が繰り返しサインインを試行してプッシュ通知を行うと、ユーザーには複数の通知が届き、どれが自身の意図したプッシュ通知か判断できなくなります。MFA 疲労攻撃は、このような「ユーザーの誤操作」を狙った攻撃です。

Microsoft Authenticator の MFA 疲労攻撃対策 - 数値の一致による MFA が 有効化されます | Japan Azure Identity Support Blog

現状のMicrosoft Authenticatorでのサインイン要求は、アカウント名とログインしようとした大まかな場所、二桁の数字が3つ並び、画面に表示される数値と同じものを選んで[承認]を押すという手順なので(拒否する場合は単に[拒否]を押せば良い)、誤操作で承認してしまうというのは起こりにくくはなっていると思われる。
しかし、そもそも何度も覚えのないサインイン要求が来るのはそれ自体がストレスになってしまう*3

覚えのないサインイン要求を受けにくいようにするためには、アカウントに対して自分しか使わない(知らない)ユーザー名(エイリアス)を作り、それをプライマリとして設定し、よく知られている(メールアドレスとして利用しているような)ユーザー名については、サインイン設定を無効化しておけばよさそう。

support.microsoft.com

  1. アカウントへのサインイン方法を管理するページを開く

    アカウントへのサイン方法を管理する

  2. 「メールを追加して下さい」を押し、「◉ 新しいメールアドレスを作成し、ユーザー名として追加する」を選択して(推測されにくい)メールアドレスを作成し、[ユーザー名の追加]を押す

    ユーザー名の追加

  3. 「アカウントへのサインイン方法を管理する」ページに戻ったら、2.で作成したメールアドレスの右側の「プライマリにする」を押し、プライマリとして設定する

  4. 「サインイン設定を変更する」を押し、プライマリ以外の、不要なユーザー名のチェックを外し、[保存]する

    サインイン設定で不要なユーザー名のチェックを外して保存


*1:どうも「サインイン通知の送信」(=スマートフォンへの通知の送信)はひとつのアカウントに対して現状はただひとつの端末しか設定できない模様

*2:なお、この時点でもし、既存の「サインイン通知の送信」が残ったままになっている場合には、[今すぐ取得]をクリックするとアカウントホームに遷移してしまって「んんん?」と混乱する羽目になる……せめてわかりやすくエラーメッセージくらい出して欲しいところ……

*3:実はこの記事の公開時、一箇所メールアドレスをマスクし忘れていたのだが……おそらくそれが原因で、その後何回か覚えのないサインイン要求が来てしまったのであった……

「ノートン、おまえだったのか。いつも通信を邪魔してくれたのは。」

概要

Surface Book 2でインターネットの通信速度が遅くて悩んでいたけれど、ノートン 360をアンインストールしてみたら、2〜3倍の速度が出るようになった件。

経緯

いつからか*1、メインで使っていたノートPC(Surface Book 2)で有線LANのインターネットの通信速度が顕著に遅くなってしまった*2

元からのSurface Dock 2についているLANポートはもちろん、内蔵無線LANやUSB接続した有線LANアダプターで試してみてもダメで(Surface Dock 2のLANポートと似たような速度しか出ない)、PCかOSの問題なのかと諦めていたのだが……。

先日、Windows 10 ProからWindows 11 Proへとアップデートしたのをきっかけに、再度調査してみたところ……なんと、ノートン 360をアンインストールしただけで、まっとうな通信速度が出るようになったのであった……。

なぜだ、ノートン……信じていたのに……*3

本来はノートン 360の機能のうち、何が原因となっているのか? 等を調べるべきかも知れないが、もはやそれだけの気力はない*4……。

なお、同じくノートン 360が入っている別のノートPC(NJ5700E)では、特に顕著な速度低下は見られないようなので、Surface Book 2がなにかしら特殊だという可能性は否定できない。

おまけ

ノートンの解約ではまった場合に見てみるといいかも?

先日、ノートンモバイルセキュリティを解約(自動更新の停止)をしようとして手間取ったので、その際に行ったことのメモ書きを貼り付けておく。
たぶん、他のノートン製品でも、注文番号の先頭がSYになっている場合は参考になるかも?

ただし、注文番号および登録したメールアドレスが必要となることに注意*5

アバストでも同じ結果だったよ……

試しにアバスト プレミアム セキュリティを試してみたんだけれど……

ノートン 360とまったく同様の通信速度低下が発生して苦笑するしかなかった……*6

まぁ、こちらも他に試してみた2台(Minisforum MS-A2とNJ5700E)では顕著な低下は見られなかったので、Surface Book 2特有の問題かも知れないのだが。

ESETなら快適に使えそう!?

あかしょう@akasyouさん勧めていただいたESET HOMEセキュリティなら、Surface Book 2でも通信速度の低下は発生せず!

これなら良さそう、ということで早速購入し、手持ちの3台すべてにインストールしておいた。

*1:少なくとも2023年7月の時点ではまっとうな速度が出ていた

*2:他PCで500Mbps前後とか出ている状態で、同じルーター経由で150Mbps前後くらいしかでない状態

*3:やや嘘……前世紀から惰性で使っていただけ、ともいう……

*4:これが、老化か……

*5:これらがわからない場合はサポートに問い合わせるしか無いと思われる

*6:朱に交わって赤くなってしまったのかな……

1台運用のCear pavé(CP-4000)の音がBT-W6との組み合わせで化けた件

いきなり結論

Cear pavé(CP-4000)が1台だけの環境でも、Bluetoothオーディオトランスミッター(USBドングル)である Creative BT-W6に接続して以下のように設定することで音が別物のように変化したので、該当する環境*1のある方は騙されたと思って試していただきたい*2

なお、あらかじめこちらからOS(現状Windowsのみ)を選択してCreative Appをダウンロードした上でインストール&起動しておくこと。

  1. Creative BT-W6Cear pavé(CP-4000)を、ブルートゥース クラシック&ハイクオリティ/aptX Losslessで接続*3
    BT-W6とCear pavéをatpX Losslessで接続
  2. Creative Appの再生>オーディオクオリティにて、
    • オーディオクオリティを24 bit, 48000Hzに設定*4
    • ◉ スピーカーで、フルレンジスピーカー:ON、スピーカータイプ: デスクトップを選択
      オーディオクオリティは24bit,48000Hz・スピーカータイプはデスクトップに設定
  3. デバイスで、Acoustic EngineのSurround・Crystalizer・バスをONにして好みに調整
    ※自分の場合、サウンドモードで「ミュージック」を選んだ後、バスをONしたものをベースにした(ちなみにイコライザーはそのままか、なんなら私的にはオフでも可)
    Acoustic EngineのSurround・Crystalizer・バスをONにして調整

経緯

「20万円を超える3Dサラウンドが、いつでもどこでも手のひらに。」の謳い文句につられてクラウドファンディングで手に入れたCear pavé。

いざ手元に届いてたので試してみたら、音場が(それまで使っていたJBL Pebblesと比べても)狭くてサラウンド感もいまひとつだし、据え置きで使う分には不要だったり使いにくい機能が多かったりで、『うーん、微妙だなぁ、やっぱり複数台運用が前提なのか? ちょっと失敗だったかも』と思いつつ、まぁ音はそれなりだしと使っていたのだが。

Windows PCなのもあってずっと有線(USB-C)接続で運用していたのが、BT-W6との接続を試しているうちに、ふとAcoustic Engineを有効にしたら、『べっ、べつもの!?』というくらいに印象が変わるほど私的に好みのサウンドになって感動した、という話

低音はズンズンと響くようになったし、ボーカルはクリアになるし、音場も広がってサラウンド感が増した気がする(さすがに回り込むまではないけれども)。

たとえばシーイヤー株式会社さんの公式アカウントの方からおすすめされている再生音源

もちろんCear pavéの良いところを引き出すような音源を選ばれていると思うのだけれど、これもAcoustic Engineを有効にするとさらに飛躍した音に変わるので、ぜひ聴き比べていただきたい。

正直、イヤホン(Denon PerL Pro)でAcoustic Engineを試したときには『なにかいかにも作られたような感じの音で、好みじゃないな』とオフにしてしまったくらいなのだけれど、まさかCear pavéとの組み合わせがこんなにしっくりはまるとは思いもしなかった。

購入後8ヶ月も経過してからようやく、(少なくとも音に関してだけは)『買ってよかった』と思えるようになったことが、嬉しい。

まぁ、いまだに新しい発見がある、面白い(?)スピーカーだよ、ということで……。


*1:Windows PC+BT-W6+Cear pavé、まぁ少々(?)ニッチかも知れぬ

*2:もちろん「本当に騙された!」となっても責任はとらないけれども……まぁそのときには人の好みは様々ということであきらめて欲しい

*3:ここでは音質と接続安定性を優先してこう書いているけれど、ロー レイテンシーやLE オーディオであっても同様に効果はある

*4:96000Hzにすると、aptX Losslessや、別途Dolby Atmos for Headphonesなどの立体音響が無効化されてしまうので注意

Creative BT-W6とCear pavéでLE Audioのブロードキャスト暗号化モードを試す

はじめに

先日(主にeppfun AK3040Pro MAXと比較するために)勢いでCreative BT-W6

Creative BT-W6 - ヘッドホン / イヤホン - Creative Technology (日本)

買ってしまった

ひとまず、雑感などは

このツイート(ポスト)のツリーを書いたからよいとして、AK3040Pro MAXでできないことはなにかないかな? と考えてみたところ、Cear pavé(CP-4000)にLE Audioブロードキャスト(Auracast)のプライベートモード(ブロードキャスト暗号化モード)でつなげられるのではないかと思いつき、試してみることにした。

それというのも、Cear pavé(スピーカー)とCear core(専用トランスミッタ)の一般販売がようやく2024/12/25から始まるという案内があったのだけれど

シーイヤーパヴェ Cear pavé 一般販売のお知らせ - 音響のプロフェッショナル シーイヤー株式会社

このCear coreが¥11,000(税抜)となかなかいい値段がするので、あわよくばBT-W6で代替できればという思惑もあった(まぁ私的には正直、追加で¥40,000(税抜)出してCear pavéをもう一台買うかというと疑問符が付くので、単なる興味本位の割合が高いが)。

結論としては

  • ブロードキャスト暗号化モードで接続&再生は可能だった
  • 実用性には難あり(詳細は後述の問題点参照・ちゃんと使うには今のところやはりCear coreが必須な模様)

という結果になってしまった……残念。

BT-W6とCear pavéとをブロードキャスト暗号化モードで接続する方法

BT-W6をブロードキャスト暗号化モードにする

設定方法
  1. Creative Appから、デバイス>ブルートゥース デバイスの画面を開く
  2. 「LE Audio: ブロードキャスト モード」の「☑ ブロードキャスト暗号化」にチェックを入れて、パスワード(数字のみ・4文字以上)を設定後、「LE Audio: ブロードキャスト モード」を有効にする(ドングルのLEDが白のゆっくりとした点滅になることを確認)

LE Audio: ブロードキャスト モードの設定

なお、この画面で表示されるブロードキャスト名と設定したパスワードは後のCear pavéの設定で使用するので、メモしておくこと。

Cear pavéの設定変更

前提条件
  • 最新のCear pavé Appをスマホ等にインストールしておく
  • Cear pavéのファームウェアを最新(本体FW ver.2.0.4以降)にしておく
設定方法
  1. アプリをインストールしたスマホとCear pavéをBluetooth接続した状態で、アプリを起動して目的のCear pavéに接続
  2. [Cear Link Connect]ボタンを押す
  3. [Private]ボタンを押す(現状、Public→Privateに切り替えた直後ではName/Codeを入れられずに「pavéを再起動する必要があります」ダイアログが表示されてしまう模様。その場合は仕方がないので、[OK]ボタンを押し、Cear pavéの電源がOFFになったら電源を入れ、手順1から繰り返す)
  4. Creativew Appで表示されていたブロードキャスト名と設定したパスワードを「Name:」と「Code:」欄にそれぞれ入力し、「Send to pavé」ボタンを押す
    Cear Link Connect→PrivateでNAME/Code設定
  5. 「pavéを再起動する必要があります」ダイアログが表示されたら、[OK]ボタンを押す(Cear pavéの電源がOFFになる)
    pavéを再起動する必要があります
  6. Cear pavéの電源を入れ直す
  7. Cear pavé本体の[ボリューム -]ボタンと[マルチファンクション]ボタンを同時に*1、「CearLink mode」という音声が聞こえるまで(2秒程度)押しつづける(このとき、自分の環境だとUSBケーブルが繋がっているとうまくいかなかったので、外してから操作したほうがよさそう)
  8. しばらくして「CearLink success」という音声が聴こえたら接続状態なので*2、音声を再生してみて動作を確認

問題点

PC側から音量調整ができない

PC側でデバイス(BT-W6)のボリュームを変更しても再生音声には反映されず、また、ミュートもできない。
スピーカー本体の操作でボリュームの上下・ミュート/ミュート解除することは可能。
操作性が悪いし、複数台つなげることを考えるとまとめてボリューム操作ができないのは致命的。

これはこういう仕様なのか、BT-W6の実装がおかしいのか、どちらなんだろう……考えてみればOS側からはUSB DACとして見えているわけで、それで音量調整できないというのは不思議な気もする。
なお、Cear coreの場合、この動画等を見る限りでは、一括操作できそうに見える。
もともとのブロードキャスト(Auracast)は不特定多数のデバイスに送信する機能だから、各々のデバイスで個別に音量調整するというのは理にかなってはいるのか? 協調して鳴らすことを前提とし、全体の音量調整がCear coreで集中的にできるCearLinkが特殊なのかな?
……いや、そうじゃないな、やはりマスターボリュームとして送信側の音量が調整できない(アプリ毎には可能だが)というのは問題だろう。

追記(2025/02/06)

クリエイティブメディアカスタマーサポート様に問い合わせたところ、BT-W6でLE Audio: ブロードキャスト(Auracast)モード時にWindowsのマスターボリュームが効かない(数値は変更できても音量が変わらない・ミュートにもできない)のは、「Creative BT-W6の仕様による動作」なのだそう。トホホである(一応、先方にはダメ元で要望としてマスターボリュームが効くように修正して欲しいという要望は出しておいたが)。

動作が不安定

  • YouTubeの動画再生時に音が出ない場合がある
  • 再生アプリや設定を切り替えたりしていると、そのうちどれからも再生できなくなることがある(一度こうなると今のところドングルを抜き差しして再接続するくらいしか解決方法がみつからない)

暗号化なしモードだと繋がらない→暗号化なしモードでも繋がることを確認(2025/02/07更新)

Creative Appの「▢ ブロードキャスト暗号化」をオフにしたときのブロードキャストモードはCear pavéのPublicモードに対応するものだと思われるが、このモードでの接続方法がわからない。
 ↓
暗号化モード時に繋がっていれば、ブロードキャスト暗号化をオフにしても、Cear pavéをCearLink mode状態にすることで接続、再生可能だった。
この場合、Creative Appの「ブロードキャスト名」とCear pavéの「Name」とが一致していればよく、パスワードは考慮されない模様(Codeが一致していなくても再生可能)。

Cear pavéは普段、自動電源オフしないように適当なコードをLINE INにつなげているのだが、この状態だと[ボリューム -]ボタンと[マルチファンクション]ボタンを同時に長押ししてもCearLink modeにならないため、CearLink modeを使用する際には一旦コードを抜いておく必要がある模様。
なお、一度ブロードキャストで正常に接続できてしまえば、その後はLINE IN端子に接続してもそのまま使用できる。

その他(備忘用メモ)

ブロードキャストモード時、ユニキャスト接続をしておく必要はない

Creative Appの「LE Audio: ブロードキャスト モード」の設定とCear pavé側の設定が一致している場合には、暗号化有効(プライベートモード)/無効(パブリックモード)に関わりなく、「LE Audio: ブロードキャスト モード」を有効にしてCear pavéをCearLink modeにするだけで、ブロードキャスト(Auracast)で音声再生ができるようになる。

この際、(クラシック/LE Audioに寄らず)ユニキャスト接続をしておく必要もない(ブロードキャストしか使わないのであれば、ペアリング*3自体も不要)。

参考

Creative BT-W6

Cear pavé/Cear core

www.cear.co.jp

www.cear.co.jp

www.cear.co.jp

www.cear.co.jp

www.cear.co.jp


*1:Cear pavéの取扱説明書では「ペアリングモード2」となっている操作

*2:失敗時には「CearLink failed」という音声が聞こえるので、この場合には環境を見直してやり直す必要がある

*3:Cear pavéの取扱説明書では「ペアリングモード1」となっている操作