バージョン 1703 の憂鬱
先日、Windows 10 が自動的にバージョン 1703 になっていたのだけれど、自分の環境(NJ5700E)ではこれが酷かった。
- Capsに割り当ててあったCtrlが無効化されていた
- "Microsoft KM-TEST Loopback Adapter"(CIFS over SSH用)が削除されていた
- Windows 10 アップデート前に、タスクバーにピン留めしてあったアプリの一部が消えてしまっている
エクスプローラー、IE、Chrome、Firefox、Vivaldi、FileZilla等……サードパーティ製ブラウザが軒並み消えていたのには悪意を感じてしまう…… - ↑を再登録しても、再起動したりログオフ/オンするともとに戻ってしまった
- タスクバーを引き伸ばして2段の状態で「タスクバーを固定する」にチェックを入れているのに、再起動等すると一段の状態に戻ってしまう
- MS-EdgeのTampermonkeyでユーザースクリプトがインストールできなくなった(アイコン点滅・読み込み状態がずっと続く)
- 無効化してあった Windows Search が有効になっていた
- WZ Editor 9(WZ 9.0.29)が起動しなくなってしまった
これは最新の WZ 9.0.46 をダウンロードして入れなおすことで解消
バージョン 1709(Fall Creators Update)の適用後
1703 での対処方法を探すのも面倒だし、すでに 1709 が提供されていたので、これを適用後に対処することに。
新たな問題
- ディスプレイアダプタ(NVIDIA GeForce GT 640M)が、「ビデオ コントローラー(VGA 互換)」となってドライバが入っていない
- ハイバネーション(休止状態)が有効になっていて、hiberfil.sys がディスク容量を圧迫
自動解決
- タスクバーにピン留めしていたアプリが消えたり、再起動で無くなったりといった症状は改善
- MS-Edge の Tampermonkey の上記不具合は解消、普通に動作するように
手動で対応
- Caps → Ctrl は手動で再度設定(Ctrl2capを使用)
- "Microsoft KM-TEST Loopback Adapter"は再インストール
デバイスマネージャー → 操作(A)→レガシ ハードウェアの追加(L)から入れ直し - Windows Search は手動で無効化(こちらの記事を参照)
- ディスプレイアダプタは、NVIDIAドライバダウンロードからドライバをダウンロード・インストールして対応
- hiberfil.sys を削除(こちらの記事を参照)
未解決
- タスクバーを2段に引き伸ばした状態での「タスクバーを固定する」はうまく動かないまま(再起動等すると1段に戻ってしまう)