風柳メモ

ソフトウェア・プログラミング関連の覚書が中心

Feedパレット:任意のサイトのフィードパターンを作成・共用できるサービスを公開

Feedパレットって?

BSXPath.pyを作りっぱなしというのもなんなので…ありがち*1ではありますが、任意のサイトのFeedを作成出来るサービスを試作してみました。

任意のサイトのフィードパターンを作成・共用できるサービス

▼どんなサービス?

Feed配信されていないサイトについて、だれかが一度Feedパターン(パレット)を作成して登録しておけば(登録にはGoogle アカウントが必要)、あとは誰でもそのパレットを利用して当該サイトのFeedを購読できる(購読だけならアカウントは不要)、というものです。


『他人のブログの記事にコメントをつけたんで、しばらくその記事のコメント欄を監視していたい』といったニッチな要求にも対応可能です(笑)→

▼特徴

一応、特徴としては以下のようなものがあります。

  1. Google アカウントを持っていれば、Feedパターン(パレット)を自分で追加可能
  2. 他の人が作ったFeedパターン(パレット)を共用してFeed購読
  3. Feedパターン(パレット)を同一のページについて複数登録可能(例えばブログ個別ページのトラックバック一覧とコメント一覧など)。
  4. ベースとなるページに全文が載っていなかったりリンク一覧しかないような場合()でも、リンク先の内容を読み込むように設定可能(出力例)。

■使い方その1:すでに対応するFeedパターン(パレット)が運良く存在する場合

  1. とりあえず、トップページでFeedを取得したいページのURLを入れて[パレット検索]してみる。





    運が良ければ、対応するパレット一覧が表示される。




  2. 運良く一覧が表示された場合、『プレビュー』をクリックしてみる。





  3. 無事、目的とする内容がプレビューされたら、パレット一覧へともどって購読用Feedの種類を選択し、適当なRSSリーダに登録する。






■使い方その2:目的とするFeedパターン(パレット)が存在しない場合

  1. Feedを取得したいページのURLを入れてみたが一覧が表示されない、または目的とする内容が一覧に無かった場合は『新規にパレット作成』をクリック。





  2. (まだログインしていない場合は)ログイン画面が表示されるので自分のGoogle アカウントでログイン。





  3. Feedパターン(パレット)の作成画面が表示されるので、必要な項目を入力*2





  4. [確認]ボタンを押して、確認画面を表示。





  5. 無事、目的とする内容が取得出来ていたら、[登録]ボタンを押して、登録。正常に登録出来れば、自分で作成したパレット一覧の一番上に表示される。




  6. あとは使い方その1と同様、Feedを取得したいページのURLを入れて検索する。



■その他の使い方

  1. 自分で作成したパレットは、『パレット編集』をクリックすることで、編集(修正)可能。
  2. パレット一覧にある『このパレットを雛形にして新規作成』をクリックすると、当該パレットの各種設定がコピーされた新規作成画面が表示されるので、必要な部分だけ修正して登録可能。

■注意事項など

  1. 例によって、保証はありません。自己責任にてお試し下さい。
  2. 編集できるのは自分で作ったパレットだけです。
  3. 一度作成されたパレットは自分で作ったパレットを含め、削除は出来ません。どうしても削除する必要がある場合は、この記事にコメントを付けるなどして筆者にお知らせ下さい。
  4. 重いパレット(リンクを辿って全文読み込みをしたり、複雑なXPathを指定したりしているパレット)の場合、時間がかかりすぎてGoogle App Engineの制限にひっかかり、Feed取得に失敗する場合があります。
  5. サービスは止むをえぬ事情により突然休止/停止することがあります。
  6. 登録されたパレットに関して、止むをえぬ事情により、予告無く削除/編集される場合があります。

*1:RSSクリエイターとか。RSS配信されていないサイトをRSSで配信してくれるサービスまとめ - Blog.IKUBON.comで紹介されているサービスとか。

*2:各項目の詳細説明はいまは省略します、すみません……その内やる気がでたらまとめる……かも。